
(朝日新聞記事から抜粋)
「産後1カ月の母親の4人に1人が「赤ちゃんの反応を無視したことがある」とし、「ののしった」という人も10人に1人に上ることが、岡山大大学院の工藤尚文教授(産婦人科)らが実施したアンケートで分かった。
回答の分析から、児童虐待につながりかねないこうした行動の背景に、育児に負担感を持ち、赤ちゃんへの愛情をうまく持てないでいる母親の姿が浮かび上がった。
調査は厚生労働省が研究費を負担する厚生科学研究の一環で、結果は同省に提出された。
それによると「不機嫌に黙り込み赤ちゃんの反応を無視した」と答えた母親が27.1%いたほか、無視が「2回以上あった」が18.4%に上った。赤ちゃんを「ののしった」が12.1%、「怒鳴った」は7.8%だった。
育児状況を統計的に分析した結果、赤ちゃんの夜泣きや授乳に負担を感じる母親ほどこうした行動を取る傾向が強く、赤ちゃんに愛情をうまく持てないという心理的要因が大きく影響していることが判明した。
研究報告書は「行政などが児童虐待事例に(事後的に)かかわるだけでは不十分で、虐待的子育てが起きないよう妊娠中や出産直後からの教育的介入が必要だ」と結論付けている。」
こういう記事が8月17日付けの新聞に載りました。
私は、
この記事で大事なことは「心理的な要因が大きく影響」していると、云うところだと思います。
つまり、赤ちゃんの夜泣きや授乳に負担を感じるからこういう行動を取るのだから、それは、心の問題だというわけです。
でも、果たしてそうでしょうか。
それ以前にまず、どうして赤ちゃんの夜泣きや授乳に負担を感じるのか。
育児に負担を感じるのか、が問われなければいけないと思います。
つまり、心の問題より先に、赤ちゃんを育てるだけの体力がないのです。
赤ちゃんには充分な愛情があるんだけれども、夜中に起きてオッパイをあげるだけの気力と体力がないのです。
それを愛情がないといわれたら、女性がかわいそうだと思います。
最近不妊の相談が多いのですが、その女性のほとんどが、普段の自分の生活にも疲れています。
自分のことをする元気もないのです。
そんな身体で、もし赤ちゃんが出来ても、妊娠に耐えられますか?、育児に耐えられますか?と返事を書きます。
残念ながら、ほとんどの方は、まず、妊娠することが先決、目的になっておられますから、その後のことまで、考える余裕は無いようです。
本当は妊娠してからが大仕事が待っているのに。
残念ながら、女性自身も、育児ノイローゼとか云うのが、ご自分の体力のなさから来ているのかもしれないと、思っていただけないようです。
疲れて、自分のこともしたくないのに、いくら大好きな旦那様や、赤ちゃんのことだって、誰だって、ニコニコして出来ませんよ。
イライラしますよ。
それを母性本能が足りない、
愛情が足りない、
それを病気といわれたらたまりませんよね。
心の余裕は、体力の余裕です。
自分のことをまず余裕でやれて、
その余りが、他の人への愛情として、あふれ出るのです。
まず、体力を付けてみませんか。
でも、それは、運動をするとか云うのとは違うのですよ。
今の状態で運動なんかしても、それは体力の消耗にしかなりませんよ。
そういうときこそ、体力を付けてくれる漢方薬の力を借りるのです。
努力は何もいりません。
しばらくする内に、体力が付いてきて、疲れなくなり、旦那様にも、赤ちゃんにも優しくなれますよ。
あなたが悪いのではないのです。
体力のないあなたが悪いのです。
心は充分優しいのですから、今の自分を責めないことです。
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